まま守り

「聞く」ということ

まま守りサポーター
理想を共に実現するコーチの高山です。



みなさんは相手の話をしっかりと「聞いて」いますか?
「傾聴」という言葉を聞いたことも一度はあるかと思います。
でも、実際にはしっかりと話を聞けている人は少ないです。

私が仕事でしっかりとお話を聞かせていただくと、
「こんなに話を聞いてもらったのは初めてです」と言って涙される方が多くいらっしゃいます。
それほどまでに、話をしっかりと聞いてもらえている人が少ないです。

では、なぜ話を聞くことが重要なのでしょうか?
話を聞くということは「相手の話を理解する」「相手の感情(気持ち)を理解する」ということです。
つまり、円滑な人間関係を築く上では、「聞く」ことが重要なのです。
 
でも、ちょっと待ってください。
耳だけ傾けていれば、「しっかり聞く」ことになるのでしょうか?

みなさんはスマホを触りながら、相手の話を聞いていませんか?
逆に、相手がスマホを触りながら、テレビを見ながら話を聞いていたらどう思いますか?

これは、「話」は聞いているかもしれませんが、「相手の感情(表情や仕草)」には注目できていません。
言葉だけでは表せない感情や気持ちが表情や仕草に出るからです。

しかも話している側は、話を聞いてもらえているとはなかなか思えません。

私も過去、妻の話を聞いている「つもり」でした。
ただ、妻からは「全然話聞いてくれない!!」と言われ、気持ちが爆発してしまい、
とても辛い思いをさせてしまうことがありました。

では、どうすればいいのか?
今からでもできることをお伝えします。

1. しっかりと相手の表情や仕草に注目して話を聞く
2. 相手が話しているときは口を挟まない
3. 自分の価値観(考え方)で意見を押し付けない(人の価値観は十人十色です)
→話し手は求めていないアドバイスや意見には拒絶反応が出てしまいます

これだけでも、相手のことをより一層理解できると共に、
聞いてもらえたという気持ちが非常に高まります。



これはもちろん、お子様に対しても一緒です。
どんなに忙しくてもしっかりと目を見て話を聞いてあげましょう。

皆様が少しでも楽しく円満に子育てができることを願っております。

理想を共に実現するコーチ
高山義富
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