まま守り

自閉症とは何か?

まま守りの母体は、
産後のママさんを労い、
安らぎを感じてもらう
産後エステ事業を行っています。

お子さんが日に日に成長していき、
多忙の中で忘れてしまっていた記憶を
出産されたママさんとエステティシャンとのお話で思い出してもらえると嬉しいです。

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「自閉症」とは何か?
ご存知の方はどれくらいいるだろう。
私は恥ずかしながら、なんとなくはわかるけどしっかり説明してみてと言われるとできなかった。
そう、自分の子供が自閉症とわかるまでは。

来月3歳になる息子には発達障害がある。
生まれつき脳の機能障害らしい。
1歳になる頃にはなんとなく違和感を感じていた。
視線が合いにくい。コミュニケーションが取りにくい。
少し言葉を覚え始めたり、バイバイやおじきを真似するようになったのに、いつの間にか消失してしまい、なかなか成長していかなかった。
周りはみんな気のせいじゃない?絶対大丈夫やって!って言うけれど、、、親の勘。
市の保健所へ行き、相談して診てもらっても、まだ小さいからはっきりしたことはわからないとのことでモヤモヤした時間を過ごしながらあらゆる本や記事を読みあさった。

やっと発達検査ができる時期になり
「自閉症スペクトラム」と診断がおりた時には、やっぱりそうですよね!と、納得できた。
それと同時に、漠然とした不安に襲われた。
じゃあどうすればいいの?
これから先どうなるの?って。
涙が溢れた。

でもそう不安に感じてしまうのは
「知らない」から「わからない」からという事に気付く。
さらに詳しく先生に伺ったり、調べたりして頭に叩き込んだが、どうやら人によって症状は様々だという事だった。
主人は教育関係の仕事をしているので、そういう子たちをたくさん見てきている分、理解が早かった。

目が悪い、鼻炎、薄毛、腸が弱いなど
(これ全部主人!笑笑)
他人からみたら、大変だね!と思われるかも知れないけど、本人はそうは感じていない。
目が悪ければメガネをかければいいし、鼻炎なら薬を飲んで和らげるなどそれなりの対処をしているから。

だから息子も目が悪いとかと一緒で、不便かもしれないけど、特性だと捉えて育てていけばいい。
命に関わることでもないから。
悲観的な状況ではないと言った。



そうか!と思った
特別扱いしなくていいのだ
とにかく、自己肯定感を大切に。
認めてあげる。
ゆっくり、息子のペースで。

集団生活の中でたくさんの刺激を受けることで大きく成長していきますよ。とのアドバイスを受け、幸いにも療育や保育園に通わせて頂くことができた。
息子は先生方の優しく手厚いサポートのおかげで毎日楽しそうに通ってる。
毎日笑っている。

この笑顔を見ると何をそんなに悩んでるんやろう?息子はこんなに楽しそうやのに。
それからは前を向くようになった。
これからいろんな困難が待ち受けていると思う。
他人からの視線や対応なども含め、何回、何十回と謝りながら生きていかなければいけない。
でも息子と共に学び、成長していきたい
そう、息子のペースでゆっくりと。
家族、先生、友達、周りのみんなに支えられ助けてもらいながら。
大丈夫。大丈夫。なんとかなる。


先日同じ境遇のママさんのエステを担当させて頂き、お話することができました。
お互い、わかるわかると意気投合し、どこかホッとしてる自分に気付きました。
私だけじゃない。
たくさんの元気をわけて頂きありがとうございました。

同じようなことで不安になっているママへ。
一緒に乗り越えて行きましょうね!
大丈夫!ひとりじゃないです。



そして、このブログを読んで少しでも自閉症スペクトラムのことを知るきっかけになったら嬉しいです。
理解してください!とは言いません。
それは実際にその立場にならないとわからないと思うからです。私もそうでした。
かわいそう、気の毒ということではなく、特別扱いもしないでどうか普通の対応をして頂けると助かります(^-^)
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