まま守り

骨盤のゆがみを治すためには?

こんにちは。
まま守りサポーター
吉田李沙です。

出産後の女性が抱える身体的な悩みに関して、以下のような調査結果があります。*
No.1『下腹部のたるみ』(60.9%)
No.2『骨盤のゆがみ』(44.1%)
No.3『体重が戻らない』(41.7%)

この中でも
「骨盤のゆがみ」が元々の原因で、「下腹部のたるみ」や
「体重が戻らない」
といった悩みに繋がっている可能性が考えられます。

■ まず、「骨盤がゆがむ」原因は、いったい何でしょう?

妊娠中、出産に向けて産道を広げるために、リラキシンという靭帯をゆるめる働きがあるホルモンが分泌されます。

それゆえ、妊娠中から産後にかけて、骨盤は不安定になりやすいのです。

不安定な骨盤でありながら、
横すわりをしたり、
足を組んですわったり、
猫背の姿勢やかたよった身体の使い方を習慣にしていると、骨盤はゆがみを生じると考えられます。

■ 骨盤と全身の関係は?

経膣分娩により骨盤は広がり、出産後は日にちをかけながら、閉じていきます。

その期間に安静を保たないと、骨盤にゆがみを生じる可能性があります。

骨盤がゆがむと、
腰痛・肩こりの原因になったり、
腹筋・背筋・殿筋・骨盤底筋など、
骨盤周囲の筋肉の働きが弱まることに繋がります。

これに加えて、以下の理由で産後の骨盤底筋は損傷しています。

・会陰切開により、骨盤底筋が切開されること
・経膣分娩により骨盤底筋が引き伸ばされて、損傷すること
・帝王切開手術時に腹筋を切開することにより、共同収縮する骨盤底筋の働きが弱くなること

骨盤底筋の弱化は、
尿もれ、骨盤内臓器の下垂、内臓機能の低下、代謝の低下、冷えやむくみが生じる原因となりえます。

産後は自分の身体の管理よりも、子育てに目が向きがちです。
これにより、
産後数年が経ち、身体の不調が目立ってから「産後すぐにケアをしておけばよかった」と後悔する声もお聞きします。

■「骨盤のゆがみ」をつくらないためには?

まず、妊娠中・産後には、かたよった姿勢にならないように注意しましょう。

骨盤がゆがみにくく、骨盤底筋・腹筋が働きやすい姿勢は、骨盤を垂直に立てた姿勢です。

猫背や反り腰に気付いた時に、姿勢を修正していきましょう。

また、産後は、適切な骨盤底筋のトレーニング方法を学ぶためにも、時間を確保して、専門家の下で指導・ケアを受けることをお勧めします。

もしよければ、奈良県北葛城郡広陵町のマミテラス内、2021年9月NEW OPENの『産前産後ケア salon Fluffy』をご利用くださいね。

ママの身体と心に余裕がうまれることで、家族の笑顔に繋がることを願っています。

まま守りサポーター
産前産後ケア salon Fluffy / LISA PARK
吉田李沙
※下の写真をタップしていただくとサポーターの紹介ページにとびます。


*:https://www.nipponpapergroup.com/news/mt_pdf/200186674.pdf

トップへ