まま守り

親にできる唯一のこと

こんにちは。
team Miggyを運営しています「自分サイズ起業マネージャー」田邉です。

少しでも社会とつながりたい、少しでも自分のお金をつくりたい、そんな風に考え始めたママの様々な働き方を応援する「自分サイズのIPPO」というサービスを行っています。


先日、作家の本田健さんが子育てについて話されているのを聞いていたところ、「親にできることは、子供の才能を邪魔しないことだ」とおっしゃっていました。

6歳の娘がいる私は、確かに子供の才能を邪魔してしまうのは親なのかもしれないな、とハッとさせられました。

子供は、自分の才能を知っているんじゃないか?そんな視点で子供を見守ってみると、子供が興味をもったことを自由にやらせてみるというシンプルないことこそ大切なのかもしれません。

つい大人の事情で、一度やり始めたらせめて身につくまでは続けてほしい、すぐにやめたら忍耐力がつかないのではないか?など先回りしてアドバイスという名の押し付けをしてしまいがちだと思い当たり、反省しました。

これからの時代は※VUCAと言われ、とても不確実で曖昧な時代を生きていかなくてはならない子供達ですから、今の私たち親世代の常識は通用しないのだろうな、と想像しています。
※「VUCA(ブーカ)」とは、「Volatility:変動性」「Uncertainty:不確実性」「Complexity:複雑性」「Ambiguity:曖昧性」の略で、現代の経営環境やキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードとして使われている。

大手企業や政府も終身雇用は無理だと言い始め、これからは個人の時代だ!などという言葉もよく聞くようになってきました。大多数の人が会社に雇われずに生計を立てていく時代がやってくるのか、私には想像もつかないことではありますが、そんな未来に備えておいて損はないのでしょう。

子供達自身がすでにうまく生き抜くための自分の才能をわかっているにも関わらず、親がそれを邪魔してしまったら、親としてとても悲しいことですね。

「子供の邪魔をしない」というメッセージは、簡単なようでとても難しいことなのだなと思います。
自分にとって子供が100%になってしまうと、可愛さゆえに転ぶ前に手を出してしまい、失敗する前に回避させてしまう、そんな先回りをしてしまいがちですよね。
でも、一生子供の隣にいるわけにはいかないので、子供なりに転んで失敗も経験して、自分自身で学んでいく必要があるなと考えさせられました。
そして、親の私自身も自分の人生を楽しみ、その後姿を見せていく必要があるのかな?と思っています。どんな時代になったとしても大人になることが楽しみになるように、自分は何にでもなれると思えるように、自然に伝えていけるような、子供の邪魔をしない親でありたいなと思います。

田邉 歩美

team Miggy

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