まま守り

片づけない理由

1000人以上の子どもたちを指導した元小学校教員の歌原香菜です。


脳科学や行動科学、手相鑑定などを使って、全ての人が生きやすくなるお手伝いをしています。


今回のブログテーマは「片付けない理由」です!

おもちゃで遊ぶことが好きな子は多いと思います。

でも使ったものを片付けずに、出しっぱなしにする…ということはありませんか?

「片付けてね」と言ってもやらない、という子もいるかもしれませんね。

片付ける=行動ができない時、次に挙げる3点があるかどうかがポイントです。


そのポイントを具体的に見ていきましょう!

①行動するための知識

おもちゃを片付けるために必要な知識はどんなことがあるでしょうか?

・片付けるとはどういうことをするのか

・片付けの手順はなんなのか

・どこに片付ければ良いのか etc…

これらのことを知っておかないと「片付ける」ことはできません。

知っているだろうということも、もしかしたらわかっていなかった!

という可能性があります。

そんな時には、片付けはどういうことをどんな手順でするのか、

を一緒に確認してあげてください。


・おもちゃを片付ける(遊びを終える)時間がわかっているか

ということも、ポイントです。

なかなか片付けない子の中には、

遊びを切り上げられず片付けないという子もいます。

そんな時には、遊びを始める時にあらかじめ終わりの時間を予告してあげましょう!

②行動するための技能

おもちゃを片付ける技能、というとどんなことを想像しますか?


片付けている間に他のことに気をとられず、

最後までやり切るというのは技能の一つです。

掃除をしている時、昔のアルバムなどを見つけて、

ついつい掃除の手が止まってしまった…ということはありませんか?


片付けるという目的を忘れることなく取り組めるか?

というのは、大人でも難しい場合がありますよね。


例えばおもちゃを片付けている間にテレビがついて、

面白そうな番組がやっていたら、

お子さんによっては大きな刺激になって片付けるという目的を忘れてしまう場合があります。


他のことに気を取られていないかな?とお子さんの様子を観察してみると、新たな発見があるかもしれませんよ。

③行動するための意欲


片付けたら良いことがある!

ということがわかると、子どもたちは自発的に片付けをするようになります。


片付けた後におやつを食べる、次の遊びができる、

というように、片付けた後に嬉しい・楽しいことが待っていることがわかると取り組みやすくなります。

なので「片付けたら○○しようね」と予告をしてあげてください。


片付け自体を楽しい競争にしてもよいかもしれません。

全ての行動には理由があります。


「やらない!」にも必ず理由があります。


子どもたちの行動の理由を考えることで、

どんな声のかけ方や教え方をすると良いかがわかりますので、

ぜひその視点で見てみてください。

・お子さんの発達や学習について、ちょっと気になること

・ママさんご自身のやりたいことや夢、目標を実現させるヒント

・その他、誰に相談したら良いかわからないお悩みなど

脳科学、行動科学、手相鑑定、タロット占いなどを使い、アドバイスをさせて頂いています。

歌原香菜

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