新型コロナ感染が各地域で拡大している昨今、
皆様、いかがお過ごしですか？

私は新生児や妊婦さんに関わる仕事をしているため、
春に医療従事者の優先接種で2回接種が終了しております。

そして先日、日本産婦人科学会が
妊婦さんやそのご家族、これから妊娠をお考えのご夫婦に
接種を勧めるとの見解が出されました。

ワクチンを接種したから感染が100％防ぐことができる。

ということではないですが、
妊娠後期の妊婦さんが感染すると
早産率が高まる・ごくわずかですが重症化率が高まる
という現在の状況から考えて、
感染しても症状がかなり軽く済む・
感染しても症状出現にいたらないなど。

ワクチン接種することが今現在では、
有効性が高いとの見解のようです。

妊娠後期の妊婦さんは里帰り出産などで
住民票と異なる地域で生活しておられることも
考えられますが、
基礎疾患をもつ患者様が主治医の下で
接種する場合に準じて対応が可能だと発表もされています。

接種の方法などは居住地によって異なります。
お住まいの地域の接種方法など各地域で
相談センターが設置されていたり
各地域の役所が発表していますので
ご確認の上、
ご家族でよくご相談の上、接種するか否か考えてみてください。
　
新しいウイルスでワクチンの安全性の検証が
ほかのワクチンより不確実であるかもしれません。
ご不安はあると思います。
通院先の施設の見解なども伺ってみるのもいいかもしれませんね。

また、ワクチン接種が終了しても、
ウイルスの変異が起こりえます。
感染を100％防ぐことができるものでもありません。
今まで同様、
感染予防(マスクを適切に使用する/石鹸による手洗い・アルコール消毒/人ごみを避けソーシャルディスタンスを守る)に努めてください。

まま守りサポーター
かりゆし助産院　小松美加

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