料理あるある
今日のテーマは
「スプーン・フォークの持ち方」です。
ミルクから離乳食になったら食べない、好き嫌いが出始めたなど
いろんな悩みが出てきますよね。
対処方法の1つとして食事環境を整える必要があります。
スプーンやフォークの持ち方をお伝え出来たらと思います。
1:スプーン・フォークを持つ前に…
自分で食事を食べる発達の流れは
手掴み食べ→スプーン・フォーク→おはしの順番です。
まず、スプーン・フォークを持つ前に
手掴み食べはしっかりできていますか?
自分で掴んで口に運べる握りやすいステック野菜や
つまみやすいサイズにされた食材を
子供が自分で食べることが大切です。
必ず食卓や床は汚れ、掃除も大変です。
それでもやらせてあげて下さい♡
自分で食べられるようになった喜びが食べる意欲に繋がります。
2:スプーン・フォークの持ち方
手掴み食べができるようになったら
次はスプーン・フォークを使っての食事が始まります。
まずはスプーンの柄を上から全体を覆うように握って持ちます。
これを「上手持ち」と言います。
この時スプーンやフォークがしっかりと
握れる太さのあるものを選んでくださいね。
柄の部分が細いとしっかりと握れず食べにくい上に
それをフォーローしようとして変な持ち方にもなってしまいます。
次に上手持ちと反対の「下手持ち」です。
下から全体で包み込むように握る持ち方です。
下手持ちになると口に運ぶときに手首のスナップが必要になります。
そして最後が「三指持ち」です。
親指・人差し指・中指の三本の指でスプーン・フォークを支えて持ちます。
これがなかなか難しいんですよね…。
でも、三指持ちがしっかりできるとおはしでの食事もスムーズですよ。
3:楽しい食事の時間を心掛ける
持ち方は②で説明した3ステップを順番に踏んでいくことが大切ですが
持ち方が違う、ダメなどと注意されると楽しい食事ではなくなります。
食事の時間は楽しく、嫌にならないようにすることが食育のポイントです!