まま守り

子育てのポイント「世界でひとりの子ども」

今日は「世界でひとりの子ども」です。
以前SMAPの歌で「世界に一つだけの花」って歌が流行りましたが
あれは子育てでも大切です。

子育ての楽しいポイントは「よその子どもと比べない」です。

最近は、「ネットちゃん」と比べるママも多いですよね。
心配な事があるとついつい携帯でしらべますよね。
それが悪い訳ではありませんが、
ついつい「ネットちゃん」と比べてしまいますよね。
赤ちゃんの体重にはじまり、睡眠時間、夜泣き等々。もう少し大きくなると
寝返り、這い這い、お座り、一人歩き、幼児になると何時しゃべるのか、トイレトレーニングはいつからと、気になる事が出てきますよね。

そして、自分の子どもより「ねっとちゃん」が正解で、何歳何か月をみて早い遅いと、一喜一憂していませんか?

偉そうに話している私もそうでした。特に一人目の時は、少しでも早くおむつを取ろうと頑張っていました。「○月○日○歳○か月にとれました」と日記に書いて、早くとれた事を喜んでいました。でも、二人目になると、取れる時には取れると思うと気が楽になり、気がついたら外れていました(笑)

赤ちゃんの時の体重も同じです。一人目は3520gで大きめに生まれてきたのに
いつも赤ちゃん手帳と比べると平均の一番下から外れていて心配していました。
私は保育士でしたが、それでも心配でした。保健所の健診で色々と相談していました。
「良く食べていたら心配はありません。」と言われて安心したのを思い出しました。
赤ちゃん手帳をよく見ると、外れた下の線を、赤ちゃんなりに成長していました。
今は成人していますが、何の問題もありません。

今子育て中の方は、外出も制限があり、余計に「ネットちゃん」と比べてしまいますよね。

そこで大切なのが、「世界でひとりの子ども」です。

一人一人個性があります。ネットで情報をとる事も大切です。
ただ、「ねっとちゃん」が正解ではないという事です。
私もですが、共通テストで育った世代も、正解が好きですし、安心しますよね。

でもあなたの子どもは「ネットちゃん」ではありません。自分のお子さんをしっかりと見てくださいね。自分の子どもなりに成長していたら、大丈夫です。

言葉の発達で心配するママからの相談も多いいです。
心配でおろおろしているママ。
心配する気持ちはわかります。でも心配ばかりでおろおろしていても子どもの言葉は出ません。

「子どもといっぱいおしゃべりすること」をお勧めしています。

ついつい、子守りがTVやYouTubeばかりになっていませんか?
基本言葉は人とのコミュニケーションで学んでいきます。
話した時にママが笑う笑顔が、子どもの心を動かします。
喃語と言われ時も「あ~」と言う声を聴いてママが飛んできます。そしてパパやママが
「わあ~可愛いね。あ~は、あそぼかな?ありがとうかな?」と話す言葉を学んでいきます。

私は以前私設幼児園の園長を23年間してきた時のお話です。
2歳児さんのA君「せんちぃえ、ありがとう」
元気なお兄ちゃんがいるB君「あほ・バカ・あっにいけ」という子どももいます。
是非、赤ちゃんの時から、プラスの言葉「ありがとう。うれしいわ。
助かる。大好き」をいっぱい言ってあげてくださいね。
最後に大切な事を一つ
夫婦の会話も良く聴いているので、気を付けてね(笑)

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