まま守り

子どもの可能性に制限をかけないで~興味が湧いた時こそ成長のチャンス~NO.1

まだまだ赤ちゃんだと思っていた娘とクッキー作りだなんて!

ついつい我が子に対して「まだ無理だ」と思ってしまいがち。
障害のある子の場合は特に、なんでも手をかけてしまうことが多い気がします。
だけど、どの子も日々成長しているので、障害のあるなしに関わらず、昨日できなかったことが今日には、今日できなかったことが明日にはできるかもしれません。
我が家の障害のある娘の可能性に気付いた体験をお伝えします。

娘が保育所への入所が決まり、園長先生との面談を受けた時のこと。
これから人一倍お世話をかけることになるだろうと、先生方へ手作りクッキーを持って行ったんです。
園長先生からは、お礼の言葉と共に
「お嬢さんと一緒に作ればよっかたのに~」という言葉が返ってきたので、
私はとってもびっくりしてしまいました。

娘は2歳ですし、年子である息子のほうもまだ3歳。
息子は健常児ですが、だからといって一緒にクッキー作りなんて、
家の中が小麦粉だらけになって大変なことになるとしか思えませんでした。
でも、よくよく考えてみると、大変になるのは親である私自身が
後片付けが面倒だなぁ~と思うだけで、息子だって一緒にお菓子作りをするのは楽しそうです。

この出来事が、親が困るからという理由は、できれば排除していかなきゃなぁ~と、
まずは思うきっかけになりました。
それでも、私は、まだまだ娘にはできないことがいっぱいだと思い込んでいたのです。
だって、本人はしゃべれないどころか、話しかけても反応しないし、食事も手でグチャグチャ潰すし、名前を呼んでもなかなか振り向かなかったのですから。

明日に続く。

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