まま守り

便利アイテム

骨盤ベルト


妊婦さんが気にする体形戻しの必須アイテムと信じられていますが、

いろいろなものが売られていて悩まれませんか?

必要なのかどうなのかも悩みませんか?

妊娠中から愛用されている方も多いのではないでしょうか。

先日も妊婦さんに「骨盤ベルト着けないとだめですか?」と聞かれました。


その時に必ず確認するのが

「痛みがあるのかないのか」

です。

妊娠中でも産後でも痛くて動けない。

動けないからいろいろなことができなくてつらくなったりしんどくなったりするのであれば骨盤ベルトを使用してください。

骨盤ベルトを着けることで痛みが和らぐなら骨盤ベルトを活用してほしいと私は思っています。

しかし、

骨盤ベルトを着けて調子が悪くなった方がいて、必ずと言っていいほど骨盤ベルトをとてもきつく締めています。

妊娠、出産で広がった骨盤を周りからギューギュー締めることで、微妙に動く骨盤の動きができなくなったり、脚の付け根の動きを悪くしたり、
脚の血液の流れを悪くしたりする原因になります。

ですから、骨盤ベルトを着ける時はどの骨盤ベルトがいいのかというよりも

(もちろんこれ微妙だなという商品もありますよ)、

着け方に気を付けてもらうほうが大事です。


着け方ですが、


①仰向けに寝る

②お尻の下にクッションなどを入れてお尻を高くする

③骨盤ベルトを恥骨の上の位置に水平に巻くように準備する

④お尻を上げて骨盤ベルトをとめる(骨盤ベルトと自分の身体の間に手のひらが入って動かせる程度の締め具合)


私は痛みがないのであれば骨盤ベルトはいらないのでは・・・と思っています。

骨盤ベルトは身体の機能を補助するものです。
痛みがある時はサポートしてくれる大事な道具ですが、ずっと着けていると身体の機能を使わなくてもよくなります。

そうなるとお尻の筋肉など衰えてきて、今度は骨盤ベルトがないと支えられなくなってしまいます。

永久に骨盤ベルトするのいやですよね・・・その為には自分の身体を使う必要があります。

痛みのない範囲で骨盤ベルトを外す時間を増やしていくだけでも身体を使うことになります。

出産は身体を崩してまでする人生の一大イベントです。

産直後は80歳代の身体になるとも言われています。

無理のない範囲で少しずつ実年齢になるように生活を戻していくことがいいかなと思います。 

つらいときは道具を使用して快適に過ごせるように無理しないでください。

他者にゆだねることもいいことです。ママが笑顔で過ごせることが一番です。

トップへ